Hokkaido.pm #5 参加レポート(感想文)

ちょっと遅めですが、ブログに書くまでが勉強会。もちろん書きます。ギネスを飲みながら
(各セッションのタイトルが間違っているかもしれません、ご了承下さい)


* 今年の夏休みは : @charsbar
毎度お馴染みのPerl仙人ことcharsbarさん。毎回遠路遥々来て頂き、ありがたいことです・・・
今回はSDL(Simple DirectMedia Layer for Perl)というPerlSDLをバインドするモジュールのご紹介。
SDLはGDIやXlibが適当に切り替えられるので、プラットフォームを気にすることなく使えるのがミソですね。
わりとヌルヌル動いていたのが印象的でした(あれで6000行はないと思いますが・・・)。
PerlSDLは盲点だったので、早速弄ってみようかと思います。
YAPCでゲーム発表するとイイかんじらしいですよ!



* mod_perl温故知新 : @xtetsuji
mod_perlですよ、mod_perl。よくお世話になっていました(過去形)。
といっても現状でも使用しているんですが、プライベートでは完全にnginx+Plackに移行してしまったため、直接触れる機会はすこぶる減ってしまいました。
このセッションはスゲーです。mod_perlは古いとかじゃなくて、現状で使っている場面も沢山あるんで、非常に需要のあるセッションだったと思います。
実際、mod_perlって日本語の資料がまったく無くて、英語が苦手な人は弄るのに躊躇してしまうんですよね。
mod_rewrite*1などの貴重な話も出てきました。



* libperl++ : @lapis_tw
僕のセッション(一人反省会)です。
結局libperl++動きませんでしたー!というお話。
libperl++についてはこちら → https://github.com/Leont/libperl--
誰も使っていないライブラリにロマンを感じていたんですが、これはあまりに怪しすぎましたね!
気が付けばPerlのコードが一切でていなく、完全にC++のセッション&売名行為でした。
次回への布石ともとられる今回のセッションでしたが、

  1. libperl++のパッチを書いて動いた報告
  2. 新しくC++Perlバインディングを書く
  3. 諦めてほかのネタを探す


この3つが候補として上がっています。さあ、どうしましょうか。
そもそもC++Perlバインディングなんて誰も必要としていない気が・・・!
でも、C++Perlって聞いたら絡めたくなりますよね?ね? 僕だけでしょうか



* @nekokakさんのセッション
DeNAのお母さん役ことゲストの@nekokakさん。あの@nekokakさんですよ!
懇親会で@onagataniさんがアイドルとか仰ってました。あながち間違ってはいないと思います。
発表の内容はPerl、というよりもエンジニアリング的な部分のお話でした。
「ドッグフードをたべよ*2」等、現状にとても一致していたため(的確に的を得ている)、非常に共感できる部分も多く、@nekokakさんの意外な経歴も明らかになり、有意義なひと時を過ごせました。
自分で作ったモジュールに愛着を持つことは良いですが、その使い時を見分けることが重要(状況を判断する)というと言う所がぐっと来ましたねー
(紹介されたエンジニア含め)こんなエンジニアになりたいと強く思わせるセッションでした。

あ、YAPCについてはネタこそ決まってはいませんが、LT枠が取れたらいいなとか思ってます。



* テスト駆動開発について : @dont_cocoa
TDD導入してないのが許されるのは小学生までだよねー。とも言われ始めているTDDのセッションです。
PerlはTDDの先駆者とも言われる言語なので、このようなセッションがある事は意義がありますよねー
内容的には先日あったTDDからの体験談みたいな感じでした。
失敗するようなテストを書き、それが通るような実装を書くといったポピュラーなTDDのお話です。
軌道に乗るとTDDって時間コストを2割も削減できるんですねぇ・・・ 僕はまだその境地まで達していないのでなんとか頑張りたいものです。
ただ、Test::MoreやTest::Exception等のテスト用のモジュール紹介とかもあったらうれしかったなー、という気持ちがしなくもないです。



* LT1. Base64を再実装する : @akiym
噂の高校生、@akiymさんのセッションです。高校生でAcmeとかすごい!(高校生でAcmeっていいんだろうか・・・)
既にあるAcme::Base64がイケてないので再実装するお話でした。実装した結果がAcme::Collector64という名前空間で、
ちゃんと日本語になってます。復活の呪文にどうぞ、ということでした。
@akiymさんは既にCPAN Authorであったり(まだ違うそうです)、pull-reqを送ったりと高校生らしからぬ行動派です。見習わなければいけませんねぇ



* LT2. 道具のいらないHelloWorld : @koji**
いつも僕の向かいの席にいる@koji**さんのLTです。
こうきたか、やられた!という感じです。新感覚ですね。
確かに-eオプションつけてワンライナーは便利ですよねぇ、簡単に動作確認を行えますし。
ノートパソコンは早く買ったほうがいいと思いますよ!新型のMBAをオススメします。



* LT4. ウヰスキーPSGI : @hiratara
お忙しい中、遠路遥々@hirataraさんが来て下さいました。ありがとうございます。
Cで記述されたWSGI、uWSGIのセッションです。WSGIってうぃすきーって読むんですねー! ここでもう勉強になりました。
僕はいつも、だぶりゅーえすじーあい、と呼んでましたから。(PSGIはそのまま ぴーえすじーあい)。
nginxにも標準対応が検討されているが、まだちょっと開発途上とのこと。
フェイルオーバーやラウンドロビンによるロードバランシングなどがサポートされているため、今後に期待というところでしょうか。



* LT5. perl meets beats : @techno_neko
北海道のPerl仙人こと@techno_nekoさんのLT。ついにPerlのLTだ!
内容はPerlでwave出力するというもの。waveも実際はプレーンテキストなので、フォーマットさえ分かってれば作れちゃいますね。Perlでそれを行う、というところは盲点でした。
波形合成によってちゃんとリズムも刻めてたので、感動モノですね! Perlでオーディオはかなりそそられました
@onagataniさんが「それどのソフト使って作ったの?」とか言ったせいで皆不信感をもってましたが!*3
※この後perl meets $_ みたいなのが流行ったみたいです。確かにこれはパクりたい。



* LT6. 次世代ゲームプラットフォーム Perl : @keroyonn_
トリを勤めるのはお馴染みの@keroyonn_さん。ついに新しいLTです!
ということで、いきなり出てきた言葉が次世代ゲームプラットフォームはPerlだとかなんとか。
『何言ってんだこの人』とか『マジキチ』とか内心思ってましたが、考えてみれば確かにそうだ!
確かにLinuxPerlは標準装備ですし、プラットフォームの台数は圧倒的に多いですよね。狙い目かもしれません。
サンプルデモまで用意してくれたので会場は大盛り上がりです。コンソールで動くマリオらしき物体、マリオクラスなど若干危ない匂いがしましたが。
@charsbarさんもゲーム関連のセッションだったため、確かにこの夏のYAPCはねらい目かもしれません。



* 懇親会 1次会
カニづくし、船盛りづくし。うにまであるし! うにー!
最後は寿司まで出てきて大満足ですよ。3500円であれはかなり楽しめましたね〜 また行きたいです。
Hokkaido.pmに来れば、北海道の海鮮をコンプリートできる!
地方の方をお招きする場合は北海道ビール園をオススメします。

今回のYAPCにはスカイアークシステムさんもスポンサーとなるらしく、社長がご挨拶に来てました。
僕はスカイアークシステムさん(のマスコット)が大好きです!グッズ下さい!待ってます!
スカイアークシステムさんはこちら



* 懇親会 2次会
お店は適当にはいった焼き鳥屋さん。スガイの隣あたりにあるやつです。更にとなりには名古屋名物の某手羽先屋が出来てました。
@onagatanisanはKamui愛しすぎだと思います。Amon2もいいと思いますよ!Amon2::Simpleとか惹かれますし!
ただ、Perlについてあそこまで熱く語れる人達ってのは尊敬できますねー 愛が感じられます。
Perl Monger怖い!とかいう話も出てきましたが、言語に関わらず、その言語をしゃぶり尽そうとしている人達は相応にして畏怖されるものですよね。
某闇の軍団とか関数言語都市とかその代表例ですよ。かっこいー



以上で僕の勉強会は終わります!

*1:リクエストの書き換えやリダイレクトを司るApacheモジュール

*2:オレオレモジュールを自分自身のために作る・使う

*3:後々疑惑は晴れましたが